4年目(13年シーズン)
恒例となりつつある新潟での自主トレ
練習後星菜選手が取材に応じた
一一一トレードについて
「要望は提出しました。正直出番がないのはつらい。実績のない自分が言うのはおこがましいかなと思ったんですが、素直に伝えました」
一一一走り込みを続けてますが
「今の自分には武器がない。1つ武器になるものがないとプロでは生き残れないと思い、スタミナを鍛えることにしました」
一一一今シーズンの目標
「まずは1試合でも投げることを目標に」
シーズン開幕までにトレードは成立しなかったが
スタミナ強化のおかげか控えの1番手まで昇格した
その後ローテにできた穴埋めのような形で先発6番手に昇格
「久々に巡ってきたチャンス。モノにしたい」
そう語っていた星菜選手であったが
24試合目 1回 6失点 敗戦
30試合目 2回 5失点 敗戦
今年も成長なく控えに戻るのか…
そう思っていたところ、次の登板で才能の片鱗を見せる
36試合目 7回 1失点 敗戦
被安打こそ多かったものの失点はソロホームランの1点のみ
「自分としても今回は手ごたえがありました。この投球を続けていきたい」
その後
42試合目 7回1/3 4失点 敗戦
48試合目 7回 4失点 勝敗無し
54試合目 5回 6失点 敗戦
60試合目 7回 3失点 勝敗無し
とイニングは稼げるものの失点が減らず敗戦を続けた
一一一なかなか勝てませんが
「この投球内容では仕方ないと思います。4失点もしていたら勝てない」
その後は先発陣の安定した投球と怪我人の復帰もあり控えに戻りシーズンを終えた
チームは2位でPSに進出したものの、1stで敗退した
一一一今シーズンを振り返って
「防御率は散々でしたが、登板数・イニング数等が増えたので(キャリアハイ)そこは良かったかなと思います」
一一一来季の目標について
「来年で5年目になるので、そろそろ勝ちたいですね。あとはローテーション入りも目指します」
今季の成績は本人にしてみれば及第点か
来季でブレイクしたいところだ
3年目雑感
まずは成績
永 遠 の ゼ ロ 星 菜
登 板 0 回
先発の層が厚くなったので覚悟はしてたけどいざ0登板となると何を書いていいのやら
開幕から終了まで控えの2番手あたりでフラフラしてました
能力についてはAP大練で+19~24成長したので成長期が来たと判断
スタミナを鍛えました。あとグキってる間に本を読破しました
丈夫なカラダを手にいれたからもうグキらないな(慢心)
スタミナCになったら球質小練にシフトします
目標:とにかく投げる!勝つ!以上!
おまけ 3年目の名鑑コメント
10年の新人も今年で3年目
去年は初セーブを記録したものの成績は奮わなかった
今年は課題の制球力の向上に努める
今年もトレードボタンは押してみますが、年俸が低すぎて通っていない可能性が微レ存
3年目(12年シーズン)
今年も地元新潟で自主トレをする星菜選手
その目は例年とは違った
一一一FAで天海選手・鹿角選手が加入しましたが
「同じ投手として偉大な先輩が近くにいるのは緊張しますね(笑)盗めるところは盗んで自分の投球に活かしたいです」
一一一危機感は
「レベルが違いすぎるのであまり。ただ(先発投手を2人獲得した)フロントの意図は理解しています」
一一一トレード要望を提出したと聞きましたが
「はい。昨シーズン終了後に。カープが嫌いとかではなくこのチームの戦力になれていない、成長するためどうすればいいかと悩んだ中で提出しました」
そう語っていた星菜選手だったがシーズン開幕までにトレードは成立せず
12シーズンもカープに残留することとなった
出番のない星菜だったが30試合を超えた頃にある変化が起こった
「なんか調子がいいんですよ。練習効率が上がったような気がしますね。今伸ばすところを伸ばさないと」
これまでのトレーニングから一転シャトルランをする星菜選手(撮影:芝沙織)
ウィークポイントを克服する方向からストロングポイントであるスタミナを伸ばす方向にシフト。完投できるスタミナを目指した
しかし監督から声がかからず、プロ入り後初の出場無し
チームは最後までPS進出を争ったものの3位と1.5差の5位でシーズンを終えた
一一一3年目のシーズンを終えて
「出番は減るとは思っていましたが全く無いとは…」
一一一トレード要望は提出するのか
「少し考えます。球団にとっても自分にとっても一番いい選択ができれば」
一一一来シーズンの目標は
「とにかく試合に出たい。それだけです」
高卒で入団した彼女も来季で4年目の21歳
そろそろ目に見える活躍を期待したい
(ちうごく新聞:中野綾香)
2年目(11年シーズン)
今年の星菜選手は少し違った
練習の積み重ねとオフの自主トレにより成長が見られたのだ
「球質が多少良くなってきたかなと思います。さらに良くしたい」
シーズン初登板は12試合目
ローテの穴埋め要員としての登板だったが結果は5回を投げ4失点で敗戦投手
被本塁打が2本という結果だった
一一一本日の登板を終えて
「どのような起用法でも結果を出さないといけなかったんですが…申し訳ないです」
一一一球質が良くなったと聞いていたが
「良くはなりましたがまだまだ。それにコントロールがまだあまり良くない。そこも課題ですね」
こう語った星菜投手は翌日から制球練習を繰り返した
2回目の登板は36試合目
「そろそろ結果が欲しい。コントロールも多少改善できたので」
しかしその言葉とは裏腹に炎上
5回を5失点。敗戦投手となった
一一一今回の登板について
「前回課題だった被本塁打こそ0だったものの、5つもフォアボールを与えてしまった。完全に自滅です」
一一一次回登板は
「あればいいですけど…2回連続での炎上となると先発では厳しいのかもしれない。しっかりとした実力をつけてからになると思います」
翌日星菜投手はコーチに先発でなくても投げると伝えたという
一一一起用法変更について
「先発だけでは見えないこともあるのかと思ったので。ただ先発を諦めたわけではない。監督にお任せして、一番自分に合っていると思うところで使ってもらいたい」
その後94試合目にリリーフ登板し3回1/3を3失点。しかし初セーブを記録する
95試合目にも連投。1回1/3を無失点で切り抜けた
しかしそれ以降登板はなくカープは3位でシーズンを終えPSへと進出した
一一一PS進出となりましたが
「貢献できたことなんて何一つないですが、チームとしてはよかったなと思います」
一一一ポストシーズンに向けて
「準備はしておきます」
迎えたPS 1st。ベイスターズとの接戦を制し2勝1敗で突破
リーグ王者スワローズとのPS Final
強力スワローズ打線を抑えきれず1勝4敗で敗退
シーズンを終えた
一一一今シーズンを終えて
「正直去年よりひどい。監督が与えてくれたチャンスをすべてフイにしている」
一一一来シーズンの目標は
「毎年言っていますがまず初勝利を。このままでは見限られてもおかしくないので」
将来を期待されカープに入団して来年で3年
そろそろ結果を出したいところだ
(ちうごく新聞:中野綾香)
1年目雑感
まずは成績から
初年度ながら5試合に登板できてよかったなと。
ガチで出番ないと思ってたので…
ただこの能力では実力不足。
当たり前ながら炎上しました。
練習
この1年はとにかく球質をあげました。
小練習のほうばっかりしてたんですがよかったのか。
育成方針は変更なくいこうと思います。戦力になりてぇ…
成長期はまだかな?(非APの球質小練習で+7)
2年目目標
・プロ初勝利(できたら先発で)
・少しでもチームに貢献する
おまけ(1年目選手紹介)
甲子園経験はないが、最速143キロの直球に高速カーブ、高速シュートと荒削りながら素材としての評価は抜群。制球に課題を残すが自慢のスタミナと根性でローテ定着を目指す。